それまでは毎月生活するだけでも精一杯でした
それが順調に契約を重ねることにより
多いときでは3桁近くの給与が振込まれるようになりました!!
見たこともない給与で調子にのる
これまでに見たこともない給与額を見てはっきり行って調子にのってしまいました笑
「今まで苦労したことに対する対価としてこれだけの収入を得ることができたから少しくらい良い思いをしてもよいはずだ!」
と言い訳をして家族と美味しいものを食べに行ったり、キャバクラで散財したりしていました
同僚もそうだったというのもありますが「不動産営業は稼げたら派手に遊ぶ」という風潮がありました
家族と美味しいものを食べに行くのは良いと思いますが、今考えるとキャバクラなどは本当に無駄な支出でした・・・
ただ冷静に考えるとその時に派手に遊んでいたので年齢を重ねて落ち着けたというのもあると思います
不動産営業の大変さは?
そうは言ってももちろん簡単に稼いでいた訳では無いです
フルコミッションだったので契約にならなければ給与もゼロというプレッシャーはありました
また不動産は大きな買い物なのでお客様も真剣です
表面上は良い人でも後で裏切られることも多々ありました
あるお客様の例では色々と物件をご紹介していくなかで気に入っていただいた物件がありました
そしてクロージングをしようとしても、不思議なことに話に乗ってきません
そうこうしている内に「他の不動産会社で契約しました」という連絡が来ます
もちろん契約する不動産会社はお客様が決める権利がありますので文句は言えないのですが
精神的なダメージは大きかったです
また契約をセットしていたのに当日になって断りの連絡が来ることもありました
理由を伺うと「ご両親の反対」というのが多々ありました
若いお客様(20代〜30代前半)に多いのですが良くある断り文句です
今なら前もって確認するのですが当時はまだ経験が足りませんでした
不動産営業の楽しいところ
大変なこともあれば楽しいこともあります
不動産営業の楽しいところは土地や建物を見ることも楽しいのですが
やはりお客様への接客が私は一番楽しかったです
とはいえ私は別に社交的でもコミュニケーションがうまいわけでもなく
どちらかというと人見知りで内向的です
それでも場数を踏むと慣れてきますし、
本当に一人ひとりのお客様のご条件が違うので毎回仕事内容も変わってきます
また職業上お客様の家族構成、勤務先、職種、年収、自己資金などなど
親族間でも知らないような情報を聞いたりします
「この会社はこんなに給与が高いのか!」「やっぱり医者は収入が高いな!」とか
色々と知ることができて面白かったです
稀にラッキパンチがあることも
不動産営業は一人のお客様と契約するまでに早くても約1ヶ月、長いと半年やそれ以上もザラです
ですが稀にお会いして直ぐにご契約になることがありました
「購入したい不動産が決まっている」「エリアが限定されていてそのエリアに良い物件があった」など
こちらがそれほど労力をかけずにご契約になりました
それだけで給与では50万円〜100万円近くになります
なかなか売上が上がらず厳しいという月に、そんな話が来ることもありました
前職の保険営業では考えられなかったですが不動産はいきなり大金が転がり込んでくることもあります
悪いことも良いことも含めて何があるかわからないのが不動産営業の面白いところだと思います
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